だし巻き玉子と卵焼きは見た目がほとんど同じで、見ただけでは区別できないですよね。
味が違うことはわかっていても、具体的にどう違うのか説明できない方も多いでしょう。
そこで今回は、だし巻き玉子と卵焼きの違いについて解説していきます。
▼だし巻き玉子と卵焼きの違い
■だし巻き玉子とは
だし巻き玉子とは、出汁で味付けされた卵焼きです。
ベースとなるのは出汁ですが、他にも塩や砂糖・醤油などを加えることもあります。
卵の巻き方は卵焼きと同じですが、だし巻き玉子は仕上げに巻き簀などを使って形をきれいに整えるのが基本です。
味付けは地域によって差があり、たとえば関東よりも関西の方があっさりした味付けで作られることが多いです。
これは、関東のだし巻き玉子は出汁の他にも調味料を加えているのに対して、関西のだし巻き玉子は出汁のみで味付けすることが多いからです。
■卵焼きとは
卵焼きの味付けは、醤油や砂糖・塩などが使われることが多いです。
味付けがそもそもだし巻き玉子と異なるのですが、大きな違いはさまざまな具材を入れることです。
たとえば、ネギやチーズ・海苔・しらすなど基本的に何でも入れることができます。
そのため、家庭によって味に大きく違いがあります。
もちろん具材を入れていない卵焼きもあります。
▼まとめ
だし巻き玉子と卵焼きの違いは、味付けと具材にあります。
だし巻き玉子は、出汁をベースに味付けしている卵焼きです。
一方、卵焼きの味付けは醤油や砂糖・塩がベースとなります。
だし巻き玉子はシンプルな味付けが多いのに対し、卵焼きにはネギやチーズなどさまざまな具材を入れることができます。